ブログを引っ越します
--続き--
八幡平の紅葉は始まったばかりでしたが、思いのほかきれいでした。
色とりどりの染まった木々、湯気が吹きあがってるところあり。
山頂のレストハウスで昼食をとり、秘湯の藤七温泉に到着。
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このブログを書き始めて10年余り・・・。
前々から思っていたのですが、
すっかりマンネリ化してしまったブログをこのたび
リニューアルすることにしました。
仕事を卒業して、シニアとして過ごす日々を
書こうと思っています。
引越し先は、以下のアメブロ(Ameba)です。
https://ameblo.jp/antique-locomotive/
引き続きご覧いただければ幸いです。
岩手に行く その1 [旅行]
急に岩手に行きたくなって、明日施行される旅行割の前では
ありましたが、先週行ってきました。
訪ねたところは、
興味を持つ人は少ないと思いますが松尾鉱山の跡地や八幡平、他。
その昔、盛岡に住んでいた頃、駅前の開運橋を流れる北上川の水は茶色かった。
八幡平あたりに100年以上前にできた硫黄発掘の松尾鉱山から
流れてくる鉱毒水のせいだと聞いてはいました。
今よりも、排水や環境汚染の意識が乏しかった時代です。
今回の旅行は、その資料館に行って歴史を振り返ったり、
少し早い八幡平の紅葉を眺めるために行ってきました。
以下の画像は、松尾鉱山資料館でいただいたパンフレットのものです。
まずは資料館のパンフレット。
そして、その歩み。
自分が盛岡にいた少し前まで操業していて、自分がいた頃に鉱山の
歴史は閉じられたようです。
できた頃は、「雲上の楽園」と呼ばれたりして、繁栄していたようですが
落盤事故もあり、石炭の炭鉱と同じで過酷な労働だったのだろう。
鉱毒水の浄化も昭和56年にやっとかなったようです。
明治から戦前の、生産第一の政策によってできた負の遺産です。
資料館のある八幡平市街地からアスピーテラインで八幡平に
行くと、昔のアパートの遺跡がチラッと見えます。
昭和26年に建てられた、緑ヶ丘アパートのようで
壊されずに残る昭和の遺跡です。
育ちも似ている長崎の軍艦島にも引けを取りません。
屋上にある突起が、緑ヶ丘アパートであることを物語っています。
続く
南浦和に行く - その2 [埼玉]
南浦和は懐かしい。
デニーズはまだあります。
30年以上前に住んでいた集合住宅はなくなり、戸建てが建っていました。
その裏にあった小松原高校もなくなって、外科だか何かが。
借りていた駐車場は、武蔵野線の下にまだありました。
駅に戻る途中の舟山公園は健在でした。
子供が小さかったころ、ここに遊びにきました。
そして南浦和駅の方に戻って歩いていくと、「あたりばちラーメン」。
もっぱら、蕨にあった「あたりばちラーメン」に行きましたが
この店にも来たような気がします。
すり鉢のどんぶりに、ニンニクのきいた味噌ラーメン。
味は同じのなのか?、今度食べに行こうかなあ。
「流転の海」 [読書]
宮本輝さんの「流転の海」。
あまりの長編小説なので、二の足を踏んでいたのですが
時間はたっぷりあるので読み始めました。
これまで読んだ”最”長編小説は、山岡荘八さんが書いた
「徳川家康」 全26巻です。
もうかれこれ40年くらい前でしょうか。
「流転の海」第一部を読んだら面白い。
宮本さんの父親の自伝的な話のようですが、
すぐ話の中に引き込まれてしまいます。
戦後すぐの大阪の雰囲気、戦前の家族関係が色濃く残る
生活がひしひしと伝わってきます。
熊吾が乱暴性をもちながらも、先見の明ややさしさも兼ね備えて
いることで、戦後の世の中が興味深く描かれています。
宮本さんは自分よりも何歳か年上ですが、「泥の河」をはじめ
書いている時代が自分の小さかった頃と近い匂いのする本が多い。
さっそく第二部「地の星」を買ってきて読み始めました。
テレビ局に物申す [思うこと]
昨日も今日も、というか最近テレビは国葬の話題ばかり。
その関係の放送が始まると、すぐチャンネルを変えるかテレビを消します。
特にNHKとフジテレビ、日テレがくどい。
NHKは政府に忖度して、中継が長い。
フジサンケイグループと読売グループもそれに近い。
フジテレビのめざまし8は、国葬や安倍晋三関連に限らず
自殺事件や死亡事件があると、その話を延々と放送する。
自殺事件でさんざん煽って放送しておいて、最後には、命の電話は・・
と出てきます。これでは、マッチポンプそのものです。
NHKは政府に忖度した中継ばなりでなく、夜の7時のニュースは
政府によく乗っ取られています。
総理大臣のコメントなんか聞きたくない。
こうなったのは、キシダ、菅、安倍、とさかのぼると
NHK夜7時ニュースのジャックは、安倍の時代から始まったのかもしれない?
それと最近のテレビ局はどこも、効果音の使い過ぎ。
拍手を勝手に入れたり、ドカドカ音や、ぷーとか、
話題が変わる時にファーンとか、どの局もうるさい。
民報のCMの音量も大きいし、NHKも自局のCMもどきが多い。
BPOでもどこでもいいから、何とかしてくれー。
そんなテレビはやめて、公園にいって散歩。
公園ではコスモスが咲き始めて、秋らしくなってきました。
南浦和に行く [埼玉]
思い立って、南浦和に行ってきました。
ここはずいぶん前に住んでいたところです。
引越してからも、南浦和駅は通勤途中だったり、乗り換え駅
だったりして、通過や乗り換えには使っていました。
駅の西口です。
昔から変わらず、今風の駅ではありません。
駅を降りると、さいたま市のマンホール。
最近新しくなったの、かも。
そして大きく目立つのは、丸広百貨店・・。
ところが、丸広はどのフロアにもなく、
ニトリやDAISOなどのテナントがいっぱい。
百貨店のフロアはないようです。
食品フロアはYAOKOとなっています。
上尾の丸広にも、ニトリやDAISO、埼玉りそなが
入っていますが、まだ丸広の衣料品や食品フロアは残っていますが、
時代には逆らえない・・、かも。
近くには、当時飯田百貨店といっていた、コモディ イイダ。
昔は、今から20年くらい前の”しまむら”と同じような、
おばさん向けの衣料品を売ってる田舎臭い店でした。
ところが、堅実な経営で生き残っているということでしょうか。
東口に行っても、やはり古いままの駅舎。
京浜東北線と武蔵野線の乗り換え駅です。
駅近くには、不二家がまだ残っていました。
この店も古くてパッとしない。
そして、当時お世話になった不動産屋さん。
自分にとって不動産屋のイメージは良くない。
今は良くなったのかもしれないが、
上から目線で、タバコ臭い、手数料に加えて敷金、
2年ごとに更新料を取られたり・・。
懐かしい映画 [思い出]
少し前にBS TBSで、「荒野の用心棒」の放送予定があり録画して観ました。
学生時代に見た映画だし、いやいや懐かしい。
クリントイーストウッドの出世作のマカロニウェスタン。
エンリオ・モリコーネの音楽もいい。
「七人の侍」のパクリでもいい。
学生時代、土曜は、古い名画の3本立て、オールナイト、
つまり、一晩中見てても、寝ていてもOk、
カネのない学生にはいいサービスでした。
ライフル銃を持つ相手数人を一人でやっつけてしまうなんて、
単なる殺し合いだし、どう考えてもおかしいが、カッコいい。
学生時代に見た映画のパンフレットは、捨てる前にスキャンしましたが、
その中に「夕陽のガンマン」がありました。
一緒にやっていたのは、「太陽が知っている」。
あの有名な「太陽がいっぱい」の後で出たアランドロンの映画の
ようですが、こちらは覚えていません。
そんな昔の映画のパンフレットを見ていたら、
「黒いオルフェ」がありました。
ストーリーはすっかり忘れてしまったのですが、物悲しい音楽と
サンバのリズムは今でも忘れていません。
アマゾンプライムビデオでは無料で見れるので、観てみました。
タイトルは、「ORFEU NEGRO」
字幕版なので、発音を聞いたが、オルフェとは聞こえない。
リオのカーニバルの時の物悲しい若者の恋が描かれています。
オルフェがつま弾く主題歌がいい。
「ふるさと銀河線」 [読書]
高田郁さんの「ふるさと銀河線」
「あい 永遠に在り」を読んだというのもあって買った本。
短編小説がたくさんありますが、どれも線路にまつわる話。
特に、「返信」や「ふるさと銀河線」は陸別が舞台。
「あい 永遠に在り」を読んだ時もそうだったが、
むしょうに陸別に行きたくなってきました。
日本一寒い町として有名になったが、線路が廃線になったので
一番寒い時期にはなかなか行けないので、そこそこいい季節に行きたい。
この本は人生の応援歌です。
高輪ゲートウェイ駅 [駅]
先週だったか、用事で久しぶりに品川駅に行きました。
ついでに、まだ降りたことのなかった「高輪ゲートウェイ駅」で途中下車。
まだ新しい駅の出入り口です。
降りると、そこは工事真っ最中。
駅の中には無人コンビニと思しき店。
変えないとか、顔写真を撮られるとか、恥ずかしい
思いをするかもしれないので、ここでの買い物はパス。
そして品川駅へ。
今では港南口がメインになったが、昔はレトロな商店街でした。
高輪口は、再開発だとかで、
旧パシフィックホテルは取り壊しが始まっていました。
パシフィックホテルは泊まったことはないが、何回か行きました。
そして昔行ったことがある、高輪口降りてすぐ左側のビルも
取り壊されて、もう何もない。
何て名前のビルだったっけ?
ここには昭和レトロの雰囲気がある飲み屋があったなあ。
時代とともに移りゆく高輪と品川の駅前でした。
「小隊」 [読書]
砂川文次さんが書いた、「小隊」
帯にもあるように、ロシア軍が北海道に侵攻してきた、
というストーリーの戦争小説だが、リアル過ぎる。
3つの短編が入っていますが、いずれも描写がうまい。
土や風や自然の音や匂い、車のアンテナだけが揺れている、とか
肉が吹き飛んだ時の匂いとか・・。
中東イラクでの傭兵たちの活動、
自衛隊幹部候補学校のトレーニングの様子なども、
経験がなければ書けない。
最近、元女性自衛官が自衛隊内でのセクハラを訴えたが、
パワハラも含め、そういうことが多い組織なのだろう。
上意下達、上官には逆らえない、組織は密室のようであることを
考えると、その根っこは深い。
「ハラスメントは基本的人権の侵害であり、また自衛隊の精強性を
揺るがす、決してあってはならないことであります」
という浜田防衛相の発言は軽過ぎ。
ハマコーだったらもっと乱暴なことを言っているような気がします。