正統派 ”ずんだ餅” [おいしいもの]
昨日買い物に行ったら、
枝豆のシーズンが終わりに近づいているようでした。
見栄えは悪く、1つのさやに豆が1 個しか入ってないのが多かったのです。
そこで、普通に茹でて食べるのではなく、
ずんだ餅にしよう、という気になったのです。
普通に豆を4分位茹でて、すり鉢の中に豆をはじき出し、
擂粉木棒でつぶします。
この作業が一番大変。
豆がいやがってすり鉢から飛び出てしまいます・・。
丹念にかつ力を入れて、根気よくすりつぶします。
で、できたのがこれ。
完全につぶさないで、少し豆のこわれかけた粒が残るくらいがいい。
食べた時にこの残った豆片を食べると、感触がいい。
これに塩と砂糖を入れて味を調えると完成です。
すり鉢から容器に移します。
もち米がなかったので、普通のご飯を少し潰して、
小さく握った外側に、ずんだをまぶして完成です。
半分にしてみると、”ずんだ”がたくさんあることがわかります。
これを食べると、仙台あたりで売られている
お土産のずんだ餅は食べられなくなります。
お土産のは、どろどろしていて甘すぎ、
何かの調味料も入っているような感じだし。
豆をつぶすのはジューサーのようなものを使っているのだろうが、
お土産用に大量に作らないとならないから、仕方がないか。
純粋な豆の香りのする、 ”ずんだ餅”。
口に入れると豆の香りと、ふっくらした食感。
好みにより、少し醤油をかけて食べると、さらに美味しいですよ。
気になる方はお試しあれ。
自分でいうのも何ですが、まさに ”正統派 ずんだ餅”。
豆をつぶす手間と力仕事を考えたら、1個千円でも売る気はおきません。
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