岩手に行く その1 [旅行]
急に岩手に行きたくなって、明日施行される旅行割の前では
ありましたが、先週行ってきました。
訪ねたところは、
興味を持つ人は少ないと思いますが松尾鉱山の跡地や八幡平、他。
その昔、盛岡に住んでいた頃、駅前の開運橋を流れる北上川の水は茶色かった。
八幡平あたりに100年以上前にできた硫黄発掘の松尾鉱山から
流れてくる鉱毒水のせいだと聞いてはいました。
今よりも、排水や環境汚染の意識が乏しかった時代です。
今回の旅行は、その資料館に行って歴史を振り返ったり、
少し早い八幡平の紅葉を眺めるために行ってきました。
以下の画像は、松尾鉱山資料館でいただいたパンフレットのものです。
まずは資料館のパンフレット。
そして、その歩み。
自分が盛岡にいた少し前まで操業していて、自分がいた頃に鉱山の
歴史は閉じられたようです。
できた頃は、「雲上の楽園」と呼ばれたりして、繁栄していたようですが
落盤事故もあり、石炭の炭鉱と同じで過酷な労働だったのだろう。
鉱毒水の浄化も昭和56年にやっとかなったようです。
明治から戦前の、生産第一の政策によってできた負の遺産です。
資料館のある八幡平市街地からアスピーテラインで八幡平に
行くと、昔のアパートの遺跡がチラッと見えます。
昭和26年に建てられた、緑ヶ丘アパートのようで
壊されずに残る昭和の遺跡です。
育ちも似ている長崎の軍艦島にも引けを取りません。
屋上にある突起が、緑ヶ丘アパートであることを物語っています。
続く
2022-10-10 11:56
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