「老いてこそ人生」 [読書]
少し前に亡くなった石原慎太郎さんの「老いてこそ人生」。
年をとって少し謙虚になったかと思いきや、相変わらずの
上から目線のオンパレード。
70歳前くらいの都知事時代に書いたようです。
いつの頃か、都庁にはあまり行かなたった、という話も
ありますが、知事の仕事はあまりせずに、自分の好きなことを
していた、のかもしれない。
書いてあることで面白かったのは、石原裕次郎が酒飲みの
ワルだったのではと思しき記載があります。
やっぱりそうだったのか、という感じです。
誰の言うことも聞かず、唯一兄貴には逆らわなかった、ということか。
この兄弟は、若いころから好きことや無理をしてきた、ので
裕次郎は早死し、慎太郎は腰痛持ちになった、とも書いてあったような。
4人の息子たちのことも書いていますが、親子の仲は
どうだったんだろう?って詮索してしまいます。
三男は銀行員だったころ、まともな職業(銀行員)についたのは
自分だけ、と言っていたらしい。
その後、政治家になって、まともな仕事ではなくなった、ということか。
現に、選挙で当選もあるが、落選や復活当選を繰り返す等
因果な商売だ。長男は現在落選中だし。
慎太郎の最期を看取ったのは四男らしいが、
人のうちの内部事情はわからない。
昭和平成なつかしオールドカー展示会 [お暇な方は・・]
今日は近くのアリオ上尾駐車場で、
「昭和平成なつかしオールドカー展示会」があるというので
雨の降る前に見に行ってきました。
古い車のオーナーが、”自慢の車”を持ち寄って見せる、というもののようでした。
こんなに古いマツダのオート三輪。
そしてスバル360。
スズキ フロンテ。
往年の名車マスタング。
この巨大なクルマはアメ車か。
マツダの名車、RX7がたくさん。
古いBluebird。
Bluebird SSSもあったし、スカイラインもたくさん、
古いMarkⅡも、Cedric、Sunny,ソアラなどもあって
懐かしいクルマばかりでした。
「解放」という名の侵略 [お暇な方は・・]
ブログネタを思いつかない時には、ロシアの話。
先日に朝日新聞に、「なぜロシアは力ずくか」という話が載っていました。
前北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター長 岩下明裕さんと
いう方のインタビュー。
ロシアには、周辺諸国を「解放」するのがミッションみたいなのがあると。
そこはよくわからないが、自分が覚えているところと書くと、おおよそ
以下のような話だったと思う。
・日本の戦後の千島・樺太を奪い取ったのも、一つの「解放」
・北方領土はもう戻ってこない
・プーチンに擦り寄って、翻弄された安倍晋三。
・色丹島が日本に戻ってきてたら、ウクライナと同じくロシアに侵略される
この岩下さんという方の話は分かりやすい。
よくテレビに出てくる、しわがれ声の筑波大学の某教授の
よくわからない話より説得力があります。
千島列島や樺太は、明治時代に平和的にロシアと交渉して日本領土になったところです。
晋三よ、ロシアに使ったカネを返してくれ。ムネオちゃんもだよ。
なんて話をしていてもしょうがない。
娘が箱入り息子の写真を送ってきました。
箱入り娘の箱入り孫です。
川場田園プラザに行く [旅行]
先日急に思い立って、群馬の道の駅 川場田園プラザまでお出かけ。
ここは広くて1日中遊べそうな道の駅です。
沼田インターからちょっとの距離です。
向こうに上越の山々?が見える広大な敷地にあります。
野菜などの直売場、食事処、体験施設や温泉まであります。
https://www.denenplaza.co.jp/
ここの温泉に入ろうとも思ったが、少し移動すると老神温泉がある。
ということで老神温泉の日帰り入浴へ。
30分くらいで到着して、日帰り入浴ができるところを探したがなかなかない。
30年以上前に雷観測で某変電所に来た時に泊まった宿がありました。
東秀館というところで、行ってみたら日帰り入浴はやってないとの貼紙。
この宿からは、泊まった後何年か、年賀状が来ていました。
先日古い年賀状を処分していて、想い出しました。
ああ、良かったなあ、あの頃。
仕事をして、夜はのんびり温泉。
仕方がないので、日帰り入浴をしている東明館というところへ。
入ってみたら、ここは例の餃子の満州が経営している、と。
少し硫黄の匂いがする、いい温泉でした。
温泉の中心街を通ると、さびれたというか、温泉廃墟街。
射的場、スナック、温泉饅頭屋、美人座と書かれたストリップ小屋?など、
全て廃墟のようです。
バブルの前頃まで、はめを外したサラリーマンや団体客で
夜な夜な賑わっていたのだろう。
今は、温泉旅館もほとんど閉館して、川沿いのホテルはもう壊れそう。
長崎軍艦島にひけをとらぬ昭和遺産ここにあり、老神温泉。
ソビエト連邦とロシア [思うこと]
ロシアのウクライナ侵攻は困ったものです。
ロシアの侵攻はテレビや新聞、インターネットによる報道から知るしかない。
ウクライナの人たちが連れ去られて、極東に強制移住させられたりすることはないか。
第二次大戦終局時の樺太北方四島侵略を想い出します。
当時のソ連が樺太からも日本人を連れ去って抑留。
樺太に住んでた大鵬の父親はウクライナ出身とのことだが、
極東ロシアにはウクライナ出身者が多い、という話もあります。
大鵬の父親は共産主義を嫌って樺太に来た、らしいが
他の人たちは望んで移住したのだろうか?
また北方四島に今住んでいるロシア人はもともとどこに住んでいて、
本当に住みたくて来たのか?
それにしても、ロシアは今でも昔の戦争をしているような感じ。
戦車で道路を進み、歩兵隊で銃撃、退却時は地雷設置、
これじゃ映画のコンバットと一緒。
そして住居や公共施設を破壊し、一般人を撃つ。
ソ連とロシアもほぼ同じ国ですが、こんな国だったとは・・。
こんな悲惨な戦争は早く終わって欲しい。
一方、日本は菜の花が咲いて平和です。
「封印された東京の謎」 [読書]
この「封印された東京の謎」には自分の知らないことが書いてあります。
小川裕夫さんという方が書いた本です。
東京近郊に住んでもう40年以上経って、
都内や近郊の由緒ある場所は結構遊びに行きましたが、
東京について知らないことは多い。
江戸時代から明治になって、なぜ東京が首都になったか。
環状”3号線”はなぜないか。
西武王国を築いた堤、東急の五島が渋谷を作った話、
アメ横できた経緯など、推測できる話も多い。
渋沢栄一ではないが、現代も明治からの政商、豪商、
さらに、今でいうインサイダー取引なんかは堂々とやれた
時代だから、悪をして大きくなった人たちも多いはず。
ラッキーが重なって池袋ができた話、日比谷公園や
現在の光が丘団地ができたことなど、面白い。
まあ、雑学といっていいかも。
宮原駅近くを通ったら [駅]
今日は車の点検日で、車を置いての帰り道。
原市駅からニューシャトルに乗車。
原市、といえばお笑いハライチの出身地。
”ハライチ”は知ってるけど、みんな原市がどこにあるかは知らない。
東宮原駅で降りると、桜並木。
少し満開を過ぎた感じです。
そして、17号にぶつかると旧しまむら本社。
自動車部品関連のMARELLI本社が入るとの報道があったところ。
すでにカンバンが出ています。
この会社は、関東精機という名前で大宮にあった頃と、
カルソニックカンセイという名前に変わってから佐野には
何回も仕事で行きました。
時の流れを感じます。
クルマ業界は、脱エンジン、環境、EV化などによって
勢力図も大きく変わるのでしょう。
昔はこの会社の資材の担当は大きな顔をしてたなあ。
巨大な負債を抱えても、過去の栄光に胡坐をかいていた、
のかもしれないが、いまはどの業界も安穏をしてはいられない。
親会社のようなNISSANは救済しない、とかの報道。
”ここに極マレリ”、なんて駄洒落を言ってる場合ではありません。
レコード屋、本屋さん、ツタヤなどのレンタルショップ、
ハンコ屋さん、街の電気屋さん、八百屋さん、肉屋さん、
呉服屋さんなど、撤退や縮小された業界はきりがない。
最近は、デパートやスーパーにも広がっています。
というわけで、宮原駅近くを通ったら、散りゆく桜と
一緒で、世の無常を感じずにはいられませんでした。