思いもよらない線路 [電車]
9月27日の帰りの電車でのこと。
21:05 発の電車に上野から乗り、上尾まで帰ろうと思ったら
次の駅の尾久駅で止まってしまいました。
車内アナウンスによれば、南浦和駅での人身事故により
しばらく運転を見合わせる、とのこと。
非常ボタンが押されたりすると、並行して走っている電車も
すべて止まってしまうのはよくあることなので、
まあ、すぐ動き出すだろうと思っていました。
ところが、
「運転再開は22時頃を予定している」との追加アナウンスがありました。
並走しているとはいえ、何で京浜東北線での人身事故で
高崎線がそんなに遅れるのか、と思いながらも、30分ほど待っていると、
「赤羽駅から湘南新宿ラインの線路に入り、大宮まで運転します」
との社内アナウンス。
はて? ???
近くの人でないとわからないとは思いますが、
赤羽から大宮までは、
←赤羽方向 大宮方向→
湘南新宿ラインの下り線路⇒
湘南新宿ラインの上り線路
高崎線/宇都宮線の下り線路[→]
高崎線/宇都宮線の上り線路
京浜東北線の下り線路
京浜東北線の上り線路
となっているので、赤羽駅に入るのにどうやって湘南新宿ラインの
線路に入るかと思っていたら、普通に入る赤羽駅の4番線に入りました。
それで出発すると、荒川の鉄橋をこえ、京浜東北線の川口駅をこえた
あたりから減速し、左にずるずる寄ってきて、湘南新宿ラインの
上り線路に入り、さらに下り線路に入ってしまいました。
つまり、湘南新宿ラインの上り電車が来ないことを確認し、
その線路に入り、さらに下り線路に入るという ”ウルトラC?” によって、
南浦和駅での事故処理が終了し、京浜東北線が再開し始めた10時20分頃には
上尾に着いたのでした。
最後にGoogle mapでその交差する線路が写っているのを載せておきます。
写真は下が赤羽方向、上が大宮方向で、川口駅のちょっと北の方です。
赤羽ー浦和間の線路に、このような切り替えポイントがあるなんて知りませんでした。
湘南新宿ラインは、元はといえば貨物線路だったし、川口駅近くには
サッポロビールの工場があって専用線路もあったし、線路は複雑だ。
鉄路には知らないことがいっぱい。
やはり私は鉄ちゃんにはなれない。
ヒマな長いブログにお付き合いいただき、有難うございました。
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