「天皇陛下の私生活」 [読書]
タイトルにつられて買った、「天皇陛下の私生活」という本。
終戦の年の昭和天皇の日常生活を書いた本ですが、
想像できるような内容でした。
昭和20年には、皇室も食料が手に入らず、調達に苦心していたが
陸軍には豊富な食糧があった、とも書いています。
現在にの北朝鮮や軍が支配している国も同じようなものかもしれない。
また、皇居(当時は宮城とよんでいた)内に、草花を植え
その成長観察をしていたという、世間離れした日常生活を考えると、
昭和天皇も戦争の被害者なのでは、と思う。
明治天皇、大正天皇の話も少し出てきますが、
明治以前はもちろん、皇室の生活はまわりの取り巻きの人たちに
よってなかば強引に作られてきたような気がしてならない。
皇室の生活のみでなく、婚姻や出自にも影響を与えるということになると
その系譜までも疑わざるをえない。
昔は、武家や公家、そしてその後は軍人、
現在は、一部政治家や旧家の人々や一部の学者らが
そういうことをしているのでは、と思ってしまいます。
特に江戸時代から前は、大名はもちろん一般人も
現在の常識や善悪の判断では考えられないことをしてきているのです。
歴史は作られたもので、真実とは限りません。
また現代も、新聞やテレビの報道を鵜呑みにしてはいけないのです。
2019-02-02 17:50
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