SSブログ

「蜜蜂と遠雷」 [読書]

恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」。
一昨年だったかの直木賞と本屋大賞のW受賞で有名になった
本ですが、単行本は高いので文庫本が出るのを待っていました。

文庫本が出たので買いましたが、上下それぞれ730円+税で安くはない。
上下巻合わせて1000ページ近い、そこそこの長編小説です。
蜜蜂と遠雷.jpg

話は面白いのですが、ピアノコンクールの主演者が奏でる曲に
それぞれ形容することばがたくさん出てきます。
演奏する曲を聞いてそんなにイメージが湧くものだろうか。
音楽の経験やセンスのない自分には理解できない。

浜松で開催される国際ピアノコンクールを、恩田さんが何回も
実際に聞きに行って、雑誌に連載したとのこと。

「浜松国際ピアノコンクール」は、検索するとすぐに出てきます。
3年ごとに開催され、直近では2018年の審査結果がありました。
本線の入賞者の顔写真も載っていますが、みんな若き天才なのだろう。

2018年の審査員も載っていて、審査委員長は日本のきれいな女性です。
あまりコメントできませんが、美魔女風、です。
高島ちさ子さんとも近い美魔女かも・・。
この審査員には他に3人の女性審査委員がいますが、
比べるとダントツで美魔女です。
すみません、ちょっと脱線してしまいました。

浜松国際以外にもピアノコンクールはたくさんあり、ピアノ教室に
いたっては町のどこにでもあるという感じです。
それぞれのピアノ教室でも発表会やら、コンテストやら
上をみれば気が遠くなるようにレベルの高い人がいるのでしょう。
音大を出ても、コンサートをして食べていける人は
ほんのわずか、とかいう話もありますが、
ピアノ教室で食べている人も入れると、
ピアノ産業はすそ野は広いかも。
財津一郎の、「ピアノ売ってちょーだいー」
というCMが頭に浮かびます。

この本は7年にわたる雑誌の連載を単行本にしたとかで、
最初は赤字の出版だった、と編集者が後書きで書いていました。
ところが、直木賞と本屋大賞で恩田さんも幻冬舎も儲かったね。


2019-05-18 16:47  nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 
母の日です三社祭に行く ブログトップ

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。