「弾正の蜘蛛」 [読書]
前回書いた、「道三は二人いた?」に続き、戦国ネタ。
雨木秀介さんという人が書いた、「弾正の蜘蛛」という本を読みました。
戦国の頃をよく知らない方には申し訳ないのですが、
弾正というのは官名だか役職で、「弾正」が松永久秀をさすわけではありません。
「弾正」がついた人で一番有名なのが、極悪人「松永久秀」なのです。
以前、つくもなす(九十九茄子)物語という本を読んでブログを書きましたが、
松永久秀はそのつくも茄子を持ったことがあり、信長に譲ったといわれています。
その久秀が持っていて、信長に所望されても渡さなかった茶釜が「平蜘蛛」。
最後はその平蜘蛛と一緒に信貴山城で爆死したといわhれていますが、
真相は如何に・・?
この本では、平蜘蛛は誰かに譲り、信貴山の城で爆死したといっています。
その信貴山の近くには現在ケーブルカーがあり、私も大阪にいた頃に登りました。
そんな歴史を考えながら、再度行ってみたいような気もします。
この本は、その松永久秀の生涯の一部を書いた本ですが、
出てくる忍者のような行者や娘たち。
若かりし久秀が娘と出会って、その一生が運命付けられたような呪いを
かけられたから、かような所業をしでかしたのか?
行者も娘も、死んでも次々と生まれ変わりが出てくる。
しまいには、久秀の生まれ変わりが出てきてまた娘と出会い、放浪する。
輪廻転生なのか?・・。
書いていて、自分でもわからなくなってきました。
読んでない方には、わからない話ばかりでゴメンナサイ。
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