「幕末の大誤解」 [読書]
本屋に並んでいた、
教科書には載っていない!「幕末の大誤解」という本。
天空のベッドに寝ざるをえななった時の暇つぶし用に買った本です。
やっぱり「歴史は、勝者の論理で作られる」ということです。
それは、勝者だけではなく、時の権力者だったりもします。
最近の北朝鮮、中国、米国、そして日本もそうです。
報道も政権や権力者には逆らえない。
この本には、別な姿の龍馬や勝海舟、岡田以蔵、斎藤一、
福沢諭吉などが書かれています。
この本に書かれていることが100%本当ではないかもしれませんが、
近代・現代の教科書に書かれている幕末・明治以降の歴史は
いわゆる”官軍”側が作ったものです。
西郷隆盛が靖国神社に合祀されてないし、”朝敵”とされてしまった
旧幕府側についた藩の関係者も祀られていない。
靖国神社というと、近隣国が「第二次大戦の戦犯をどうのこうの・・」
といってきますが、ここはもともと旧官軍側の戦死者を祀った
ところだし、亡くなった人をすぐ神にしてしまう日本人は
諸外国の政治や文化、宗教観とは相入れないのかもしれない。
旧幕府軍側についたところに生まれた自分としては、
靖国神社の存在は複雑だし、長州人の新造くんを好きにはなれない。
2018-04-30 18:18
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