小池真理子さんのミステリー [読書]
秋の夜長にミステリー本と思ったわけではないが、
小池真理子さんの「夜は満ちる」と「妻の女友達」。
殺人モノのテレビドラマのようななサスペンスというか、
いずれも短編推理小説がいくつか載っています。
テレビドラマでサスペンスものも見ないが、
推理小説もほとんど読まない。
「やまざくら」や「蛍の場所」にはどっきりさせられるが、
「転落」や「セ・フィニ」は先が読めるような展開。
特に「セ・フィニ」は、殺人がバレる原因はたぶんこれだ、
というのがわかる。
いずれにしても、「菩薩のような女」だけでなく、
この2冊を読むと、”女はこわい!” のがわかります。
そして、山本甲士さんという方が書いた、「ひなた弁当」。
こちらは怖くないので、気楽に読めます。
リストラされたオジサンが、弁当屋さんになって
元気になるというちょっと出来過ぎた話。
通勤電車で読むのにはちょうどいい。
2019-10-19 17:14
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0