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「大河の一滴」 [読書]

話題になってた五木寛之さんの「大河の一滴」を買ってきて読みました。
大河の一滴.jpg

幻冬舎の文庫本ですが、既に43版になっていました。
今日本屋さんに行ったら、単行本と文庫本が並べて置いてあり
今注目の本、という感じで目立つところにありました。

コロナ禍になって、改めて注目されたようです。
読んでみると、確かに納得できるところは多い。
長かれ短かれ、人は雫として生まれ、川の一部の水になり、
大河のどこかにあって海にたどり着き、やがては蒸発して
空に戻り、また雨となって新しい命になる。
生きている上で、耐え難い苦しみや思いがけない不幸に
見舞われたり・・。人生とは苦しみの連続である、
などと冒頭に出てきます。

また、天然痘は克服できたが、新種のウィルスが出現したのでは、
という、現在を予言したようなくだりがありました。
この本を執筆した時にあったO-157とあわせて、
新種のウイルスとかにも、振り返ってみる必要がある、
とかって書いていました。

五木さんの、「病院には行かない」、「髪は洗わない」には
とても賛同できませんが、世の中のとらえ方については
概ね自分もそう思います。


2020-06-27 16:58  nice!(0)  コメント(0) 

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