「あきない世傳金と銀 出帆編」 [読書]
毎年2月と8月に発行される、高田郁さんの「あきない世傳金と銀」
十二巻目は出帆編。
2月に買って、積んであったのです。
源流に始まり、ついに大洋に出た「出帆編」。
呉服の商売も再開し、順調に商売を広げる。
中に出てくる吉原遊郭の話で、芸者は昔は男が多かったと。
芸者といえば、女になったのは明治以降だとか。
他に、大相撲や歌舞伎の話など、当時のことを調べないと
時代小説は書けない、ということです。
また、季節感あふれる描写が出てきてきます。
吉原での衣装競べに出るというので、
この本はまだまだ続きそうだ。
近くのしだれ桜も咲いてきました。