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飼い犬に手を噛まれる [思うこと]

関東地方にも爆弾低気圧が近づいてきているようです。
午後には雨も降り出し、風も出てきました。
裏にある病院で増築工事をしていますが、
このクレーンが風で倒れたりはしないか・・、心配し過ぎですか。
クレーン.JPG

うちのベランダのチューリップたちも咲きそろったところでですが、
果たしてこの低気圧による暴風雨に耐えられるかどうか。
チューリップ.JPG

地震や津波もそうですが、人間は自然現象には勝てません。
災害を少なくするためには、不要な行動を避けたり、
被害を最小限に食い止めるかの対策をたてて実践するくらいしかありません。
ここを見誤ると痛いしっぺ返しにあってしまいます。


話はちょっと変わりますが、今日の朝日新聞の「ひととき」という
投書欄のようなところに、以下のようなことが書いてありました。
「飼い犬 まさかのガブリ」というタイトルです。
散歩中に愛犬が、鶏の骨をくわえたので、体に悪いかと思い
取り上げようとしたら手をかまれた、というお話です。
さんざん可愛がっていた犬にかまれたので、思わず持っていた袋で
たたいて叱ったが、それでも犬はひるまず、ほえ続けていたのだそうです。
そして、また今度噛んだら、庭で飼うぞ、と犬に宣言した
50代の主婦の話でした。

この話はまさに、「飼い犬に手を噛まれる」のことわざそのものの
話ですが、この主婦は犬の本能を理解していないのです。
狼から進化して犬になっても、自分の獲物・食べ物を横取りする
やつはみんな敵になってしまうのです。
これまで可愛がってもらっていたとかいう、人間の論理や愛情が
通じる世界ではないのです。
食べ物がないと生きていけないという、動物には本能というか宿命から
きているので、人間の論理が入り込む余地なんてありません。

犬が見つけた食べ物だけでなく、飼い主が一度あげた餌を取り上げたり
しても同じことがおきます。
この犬は、今度噛んだらまたお仕置きされるのだろうか?
いくらお仕置きされても、この点だけは犬は絶対に学習しません。
パブロフの犬とは違います。
犬が生き続けるための本能としてDNAに刷り込まれているからでしょう。


自然界に人間の論理を押し付けたり、自然災害を人間が完全に克服する
なんてできません。
自然をよく理解し、人間が如何に自然と共存できるかを考えないと
いけないということでしょうか。


2013-04-06 17:26  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

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コメント 2

rikichan

ganchan今晩は
チューリップ綺麗ですね。
天気の方は強風が心配です。犬のエピソードはあらためてペットとの付き合い方を考えさせられますね。私の家にはメス猫が3匹いますが、それぞれに個性があり扱いが難しいです。ブラッシングしてあげている時も、時々手を噛まれる事は日常茶飯事です。
まだ犬の方が言うことを聞きますかね。
by rikichan (2013-04-06 23:11) 

ganchan

rikichanおはようございます。
低気圧の影響はほとんどなく過ぎ去ったようで
チューリップたちも昨日と変わりません。
その昔、実家で犬を(猫も)飼っていたので犬の習性は知っています。
猫は犬とはちょっと違いますね。
by ganchan (2013-04-07 09:25) 

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