「あやしうらめしあなかなし」 [読書]
浅田史郎さんの短編集、「あやし うらめし あな かなし」。
お盆も近く、通勤電車の中での暇つぶしにと思って買った本。
怪奇譚というほどではないが、いかにも浅田さんらしい。
ホントに嘘くさいというのもあり、得意の軍隊ものもあり、ですが
「客人(まろうど)」は、ストーリーに引き込まれます。
また、最後の「お狐様の話」も浅田さん特有のウソが出てきます。
日本では昔から、人をだますのは、狐か狸かに決まってて、
狸は愛嬌がありますが、狐には狐憑きというのもあるし
物語にするとちょっと怖いなあ。
2020-08-10 17:17
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