「あきない世傳 金と銀」大海篇 [読書]
2月と8月に刊行される「あきない世傳 金と銀」の続篇。
続篇というか、今回が最終巻になっていました。
このシリーズは、2017年の2月に1巻目と2巻目を買ってから
半年ごとに買って、5年半にわたって読みました。
毎回のように、いろんな試練が訪れても前進していく。
前に出てきた江戸小紋染めや太物商売など、
見知らぬ世界を教えてくれます。
今回は、王子茶という色や沽券状というものが出てきて、
見知らぬ世界を教えてくれました。
「沽券にかかわる」はここからきているのか。
この本は、読者を江戸時代の中期にいざなってくれます。
今回が最終巻ですが、
特別篇の刊行を考えているとのことで楽しみです。