本に恵まれない・・ [読書]
浅田次郎さんの、「わが心のジェニファー」
何となく買ったのですが、つまらない。
浅田さんの本なので最後まで読みはしましたが、
単調で面白くもなく、ただ字を読んだだけという感じ。
翻訳風な書き方にしたのも、米国人の語りで進めて
いくための手法かもしれないが、読んでいて疲れました。
やっぱり、日本人が書いた”ガイジンからみた日本”
と感じさせられる本でした。
それにもう1冊。
上原善広さんという方が書いた、「日本の路地を旅する」。
ここでいう「路地」とは、一般的にいう路地ではなく
同和部落のことをさしていて、日本各地にあるそういう
場所を歩いて回ったルポの本でした。
中上健次さんも、この上原善広さんもそういう地域の
出身なのだそうです。
てっきりこの本は、街歩き散歩であちこちの風情ある路地を
探訪したのを書いたものと思って買ったのです。
よく見ないで買ってしまった自分が悪いのですが、
あまり興味もないので、2章まで読んでやめてしまいました。
しょうがないので、別な本を3冊買ってきました。
面白そうな宮本輝さんと黒川博行さんの本と、
それにフーゾクルポの本です。
いずれも面白そうです。
雲海に浮かぶ川越 [埼玉]
昨日から今日にかけて晴天のようなので、
上尾のはずれの荒川堤防近くで富士山を見ようと
今朝は早起きをしました。
6時前に荒川土手に着いたら、
朝霧がかかっていて残念ながら富士山は見えない!
でも、よく見ると、まるで雲海に浮かぶ川越って感じでした。
東方向を見ると、日の出間近の空が幻想的。
明けの明星も見えたし、早起きはするもんだ。
鮮明に見えた月 [お暇な方は・・]
今日の仕事の帰り道に月がくっきり見えました。
寒くなってきて空気が澄んできた証拠か。
家に帰って、ごはんを食べてから月を撮影。
手前味噌だが、なかなか鮮明できれい!
相馬よいとこ [相馬]
昨日今日と、相馬松川浦のホテルに宿泊して小学校の同級会。
今回は松川浦の入口にある某ホテルで開催。
飲み疲れて、今朝目覚めたら
松川浦の向こうには太平洋が見えました。絶景!
橋も通れるようになって復興もだいぶ進んできたようだ。
今日は疲れたのでこれでおしまい。
松本いいとこ・・ [お暇な方は・・]
先週の朝日新聞 夕刊に載っていた松本城あたりの記事。
ちょうど先月、松本を訪れたばかり。
観光で行ったわけではないので、夕刻に急いで散歩。
まずは何といっても、松本城を見なきゃ!
そして街を歩いていると、
おや、ここにも松本城!
休みでしたが、本屋さんらしい。
さらに松本駅方向に歩いていくと、四柱神社のわきに
カメの上に馬乗ってなってるのはカメに見えるが・・。
朝日新聞の記事にも載っています。
町の中には、松本てまりのマンホールあり。
そして、松本駅から帰途につきました。
松本いいとこ、ゆっくり来たいところです。
「つまをめとらば」 [読書]
青山文平さんが書いた、「つまをめとらば」。
与謝野鉄幹が書いた「人を恋うるの歌」ではありません。
江戸時代の下級武士たちを登場させ、時代背景に合わせて
男と女の成り行きが描かれています。
現代にも通ずる世間によくある話。
この本に出てくる女は現代にもきっといる、というか
現代の女を江戸時代風に書いた本のような気がします。
すぐ読める秀作短編集です。