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第160回芥川賞受賞作 [読書]

文藝春秋に載っていた、第160回芥川賞受賞の2作品。
春秋文藝.jpg

「ニムロッド」と「1R1分34秒」
芥川賞.jpg

自分にとっては、いずれも難解な作品でした。

特に「ニムロッド」は。
主人公:中本と友人:荷室に加え、田久保という女性が
登場しますが、聖書に出てくるバベルの塔や
駄目な飛行機コレクションがなぜ必要なのか・・、理解できない。
データセンターとかにあるサーバールームやそのメンテナンス、
ビットコインもわかるが、いったい何を言いたいのか
凡人には理解できない。

また、「1R1分34秒」もよくわからない。
駆け出しボクサーの日常や葛藤がつづられていますが
極端に言うと、何が面白いのかわからない、という感じです。

ともあれ、芥川賞は新人におくられる賞なので、
若い両作家に才能があるということなのでしょう。

これよりも、この本に載っていた
「韓国レーダー照射全真相」というのが面白い。
どこで得られた情報に基づいて書かれたのかわからないが
興味深く読んでしまいました。


2019-03-16 16:45  nice!(0)  コメント(0) 

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