「やばい文豪」 [読書]
板野博行さんという方が書いた、
眠れないほどおもしろい「やばい文豪」。
眠れなくなるほど面白くはないが、生前のエピソードというか
興味をそそるようなところだけ満載という本です。
太宰をはじめ、藤村、三島、川端康成、啄木、鴎外、
樋口一葉、谷崎潤一郎、朔太郎、正岡子規、菊池寛から
寺山修司に至るまで、有名どころがたくさん出てきます。
まとめると、小さい頃は神童で高学歴の人が多く、
カネ(極貧というのも含め)、オンナ(オトコ)、死、酒、薬物に
まつわる逸話がたくさん。
確かにハチャメチャ、時代が明治、大正、昭和だったから許された、
というのもあったでしょう。
こういうのは、作家だけでなく、世の中にはいろいろな人が
いた、というか、今でもいるということです。