「人生が二度あれば」 [お暇な方は・・]
タイトルに書いたように、「人生が二度あれば」と
思っているわけではありません。
少し前に録画したSONGSの井上陽水特集を2回分見ました。
その中で、陽水は昔作った歌はいい加減に作っていた?とか
と言っていたと思います。
「いい加減」といったかどうか定かではありませんが、
そういう意味のことを言っていました。
「少年時代」の出だしにある
♪夏が過ぎ かぜあざみ・・
の、「かぜあざみ」は「鬼あざみ」があるから
かぜあざみもいいだろう、というノリで作ったとのこと。
昔は井上陽水の歌詞はどうして出てくるのだろう、と
やっぱり天才だなあ、と納得していました。
それがいい加減に作った、といわれても
曲と歌詞、歌い方は今でも天才だ、と思っています。
というのとは関係ありませんが、少し前にギターを買って、
昔懐かしいフォークや演歌に弾き語りの練習を始めました。
歌の本にあった、陽水の「人生が二度あれば」。
♪父は今年二月で六十五
顔のシワはふえてゆくばかり
仕事に追われ このごろやっと
ゆとりができた
♪父の湯飲み茶碗は 欠けている
それにお茶を入れて 飲んでいる
湯飲みに写る
自分の顔を じっと見ている
自分も65歳になったが、
顔のシワはそれほど多くない。
仕事にはある程度追われてきたが、
湯飲み茶碗は欠けてないし、
飲むのはもっぱらコーヒーが多い。
ゆとりが出てきたといえばそうかもしれないが、
まだそれほど年寄りではないと思っている自分がいます。
麻生太郎は自分が生まれた頃の平均寿命は50歳くらいと
言っていましたが、40数年前の平均寿命は男は70歳くらい
だったので、現在は長寿社会になったと実感します。
昔は陽水の歌のように、「人生が二度あれば」と
思っていましたが、今は単純にそうは思えない・・。