「精神科は今日も、やりたい放題」 [読書]
最近買ってきた、「精神科は今日も、やりたい放題」という本。
内科医が内部告発のような形で書いた本。
読むと、本当にそうだと思う。
薬業界と医療業界がグルになってカネ儲けしている。
これは精神科に限らない、と思う。
何で日本の医療費が下がらないか、というと
このような薬業界と医療業界が癒着して
カネ儲けしている実態がある。
新薬の治験テストの状況を改変したのが
時々メディアに晒されるが、これは氷山の一角。
電気けいれん療法なるものがあるという。
普通の人が薬漬けにされていく実態。
精神科の症状は具体的に判断基準があるわけでなく、
医師の判断で勝手に病名が決められるという話。
強迫性障害、発達障害、躁うつ病、睡眠障害などが、
すべてクスリ漬けで人が壊れていくのです。
ホントに恐ろしい。
そして、数日前の朝日新聞にはこんな怖い記事がありました。
脳神経を磁気で刺激する、というトンデモない治療。
この治療を受けた人の、
「初回はキツツキに頭をつつかれているような衝撃で、
不快感が強かった。しかし何回か受けるうちに慣れてきて、
治療中に本を読んだり、眠ったりできるようになっていった」
という、信じられないコメントが載っていました。
頭部近くに強力なコイルを持ってきて大電流を流すと、
確かに脳には水分があるので電流が流れます、よ。
こんなの、しがない電気やさんからすると考えられない・・。
高校野球埼玉大会 [埼玉]
梅雨空の下、雨が降らないようなので
上尾市民球場に行って、高校野球を観戦。
鴻巣ー西武台の試合でした。
途中のスコア。
ちょうど鴻巣高校が3点入れたところ。
このあと西部台が1点返しました。
球場の全体風景。
鴻巣のピッチャー安部の力投模様。
ジャストミートでヒット。
これは、打ち上げてしまったぁ。
外野フライ、捕ったあ!
3塁ベースを疾走する姿。
一生懸命やる姿はどれも美しい。
これは買った入場券。
買ったチケットを見せると、野球部員らいしい生徒が、
「うーーーーーっすw」
とか何とか叫んでいました。
通訳すると、「ありがとうございます」なんだろう。
元気のいい若者がいて、日本も捨てたもんじゃない。
家に帰って、速報を見たら
その後、西武台が2点返して同点に。
そして鴻巣が9回裏にピッチャー安部のサヨナラホームラン。
やっぱりここにもドラマあり!だ。
税収を考える [思うこと]
少し前に朝日新聞に載っていた年度ごとの税収構造。
今年消費税が10%になると、消費税税収は
20兆円前後になります。
片や90年度に比べると、最近の法人税の少なさが目立ちます。
節税や内部留保、本社を海外に持って行っての節税、
パナマ税逃れ、などによるものだろう。
晋三くんは、このように法人税が少なくなっていることには
何もコメントしない。
晋三君がいうように、これで景気が良くなった、とは思えない。
デンマークの人が仕事で時々くるので聞いたら、デンマークでは
消費税25%、所得税は所得だかで変わるらしいが
60%だ、とかいう話を聞きました。
そして彼は、NIKONの高級カメラを持っていて、前に来た時に
秋葉原でそのカメラの高い交換レンズを買っていました。
そして自宅には、高級オーディオがある、という話をしていました。
仮に日本でも消費税を25%にすれば、今の日本の税収は
消費税で賄えてしまう、ということになります。
これに、法人税やらを入れたら、日本は裕福な国になります。
それに高率な所得税にすれば、すごい税収になります。
これまで発行した国債が、10年でなくなるかもしれません。
そうして、医療費なし、教育費不要、年金の拠出不要、
保険いらない、貯金する必要もなし。
もしかしたら、家を買う必要なし?
国の財布は一般会計や特別会計とかがあって
こんなに簡単な話でないとは思います。
でも、消費税率アップハンタイと言っているだけでなく、
税の高負担によって、いい暮らしができるかも、と考えるのも楽しい。
「いのちの姿」 [読書]
宮本輝さんの、エッセイ集「いのちの姿」。
宮本さんの生まれてからの経験などから出た話で、どれも興味深い。
「泥の河」や「真夏の犬」に出てくる大阪湾に近いところ、
「朝の歓び」に出てくる北陸の風景、
「青が散る」に出てくるテニスや神戸といったところ、
みんな宮本さんの小さい頃からの原風景をもとに
書かれている話というのがよくわかりました。
この「いのちの姿」では、神戸のトンネル長屋の話は面白い。
昔はこんなのが普通にあったのだろう。
自分も30年以上前住んでいたところの近くに
長屋のようなアパートがあって、
変わった経歴をもつ住民がいたことを思い出しました。
だいぶ年のおじいさんが、自分を病院まで車で連れていって
と言われ、救急車を呼んであげたら、すぐ亡くなった、のです。
自分の車の乗せている時に容体が悪化したら、
など考えると、救急車を呼んであげて良かった、と思う。
そこには、いわくつきの人が住んでいました。
「そんなつもりでは・・」に出てくる
富山藩が財政難の薩摩藩と結託して
幕府に背いて清国から薬の材料を密輸する。
今でいう瀬取りなのかもしれない。
それで薩摩藩は大儲けしたので、その資金で
倒幕運動をした、ということになるのです。
そんな話も面白い。
上尾夏祭り 2019 [埼玉]
今日は上尾の夏祭り。
駅前の旧中山道には、歩けないほどの人、人、人、・・。
屋台もいっぱい出ていました。
夕方、上尾駅東口を最後に出る柏座の神輿。
途中から雨もあがり、そこそこのお祭り日和になりました。
大宮花の丘公園 [公園]
梅雨空が続く毎日ですが、今日は雨が降らず
気温も上がってきたので、大宮花の丘公園へ。
入口入ると、ぶら下がったそら豆がお出迎え。
そう、これはそら豆ではなく、藤の実です。
また少しいくと葡萄がたわわに実っています。
青くて硬そうなので、誰もとりません。
もう少し行くと、木の下にきれいな花。
これは、ヘメロカリスという名前の花だそうです。
奥の花畑にはサルビア、か。
帰る途中に東屋があり、シンメトリな景色に見えます。
おや、東屋の下で、お見合いか?
熟年そうな二人が仲睦まじくしているので、
この道を進むのを憚ってしまいました。
三鉄リアス線 つづき2 [電車]
宮古に1泊し、翌朝浜辺から宮古湾を一望。
そして浄土ヶ浜に移動して、船で青の洞窟探検に。
これは別な人が乗った一番小さなサッパ船。
自分たちが乗ったのは、6人くらい乗れるサッパ船。
サッパ船というのは、三陸の漁師がアワビやウニをとる
ために使う小さな船のことだそうです。
海は海藻が見えるほどきれい。
船に乗ると、海猫がえびせんをもらいにやってきます。
海から見た浄土ヶ浜です。
そして、青の洞窟を探検。
海の色は青か緑色。
海の色は季節や天気によっていろが変わるそうです。
学生時代に行って以来、40数年ぶりの三陸でした。
時間がなくて、季節ものの生ウニを食べられなかったのが
唯一心残り・・。 おしまい
「青が散る」 [読書]
宮本輝さんの、「青が散る」。
タイトルが何で「青が散る」なのかはわかりませんが、
団塊の世代の宮本輝さんの書いた本は、
自分の世代に近くて共感を覚えます。
主人公 椎名燎平の大学4年間の生活の話ですが、
当時の学生が若い頃にしたことや思っていたことは
燎平と似たり寄ったりかもしれない。
若い頃はいろいろな過ちを犯しますが、
そうとは気づかなかったり、後で後悔したり。
年をとった今でも間違いはしますが、
今考えると昔やってきたことは、ドキドキものがあります。
あの時、こうしてたら、とか、あれがああなってたら、
自分はいまどうなっているんだろう、と思ったり。
感動したり、涙する本ではありませんが、
同年代の人にとっては、勉強しなかった自分や
女性の話、喫茶店、いろいろな友人など・・、と
ホントに、ほろ苦い昔を思い出させてくれます。