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「道頓堀川」 [読書]

宮本輝さんの、「道頓堀川」。
道頓堀川.jpg

戦後からの昭和の時代の道頓堀界隈のものがたり。

自分にも近いが、宮本さんが生きてきた時代の話です。
道頓堀の匂いや飲み屋街の喧噪が聞こえてきそうです。

この話には、たくさんの男も女が出てきます。
主人公と思われる邦彦は学生だが、リバーという喫茶店が
舞台で、他に飲み屋とか賭けビリヤードの店で出てくる
いろいろな男と女の人生が語られています。

サラリーマンや公務員という職業が多くなっている現代の
人(読者)に対する宮本さんのメッセージかもしれない。
勤め人ではない生き方があるんだよ、というような。

自分は知らないが、”戦後は何でもあり”だったのかもしれない。
それが道頓堀という舞台で語られる。
男も女もいろいろ・・、
これは今でも同じかも。


これは4年くらい前にいった時の道頓堀川。
道頓堀1.JPG

そして通称ひっかけ橋の戎橋。
戎橋.JPG

すぐそばの宗右衛門町。
宗右衛門町.JPG

いいなあ大阪、は。


2019-12-07 21:10  nice!(0)  コメント(0) 

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