「あきない世傳金と銀」瀑布篇 [読書]
高田郁さんの「あきない世傳金と銀」瀑布篇。
江戸に出店して、2・3年目の話か。
大坂の天満から、江戸の田原町に場所を移して話は展開する。
麻疹が江戸中で流行って・・、なかなか治まらない・・、
というのがありますが、この部分は今の新型コロナウィルスが
出てくる前に書いたに違いありません。
高田さんは、この瀑布篇を書いていて
新型コロナウィルスを予感していたのかもしれない。
麻疹禍の後は順調に商売も進んでいくが、
最終でまだ大問題発生か。
結ができたばかりの型紙を持ち出し、音羽屋のジジイのもとに
行ってしまったのか??
幸にはまた難題が立ちふさがる。
まさに昔の連続ドラマや漫画の、「つづく」が思い出される。
また来週見たくなる・・、のと同じ。
いやいや、次が発刊される半年後が待ち遠しい。