雪の谷津神社 [埼玉]
朝起きたら、予想に反して雨降りでした。
テレビをつけると、羽村や八王子は雪模様。
東京ったって、そこらは山に近いところだ、とひとり納得していると
上尾でも雪が降ってきました。
朝食を食べて、掃除をしたら後は特にすることもない。
まさに不要不急な外出なのですが、
雪の桜を見に、近くの谷津神社へ。
さすがに誰もいない。
桜に寄ってみると、もう葉桜になっているのもありました。
あまりに寒いのですぐに退散。
うちで暖かくして、今日は雪見酒とするか・・。
マスクは自分のためならず・・ [お暇な方は・・]
マスクや消毒アルコールはずっと売り切れ状態です。
それを追って、トイレットペーパーやティッシュ騒動、
さらに米やラーメンなど保存がきくものがなくなっているとのテレビ報道。
日本人は真面目なのか、不安に駆られるのか、はたまた自分だけ
良ければいいという国民なのか、よくわかりません。
私は専門家ではありませんが、報道によれば
マスクは飛んできた飛沫が口や鼻に入るのはある程度防げるが、
ウィルスの侵入を防ぐことはできないというのが大方の話です。
今日の朝日新聞デジタルの記事には、
マスクの値段が去年に比べ11%も上がっているとのこと。
それでは、何で政府やマスコミが「マスクをしましょう」と言ってるのでしょうか。
これは、新型コロナウィルスについていえば、
「無症状の感染者が、ウィルスを外でまき散らさない」ためでしょう。
従って、テレビなどで言っている、
「使ったマスクは、マスクの外側に触れないで紐を持って外して捨てましょう」
ではなく、
「使ったマスクは、マスクの内側に触れないで紐を持って外して捨てましょう」
が正解なのです。そして手洗いは必要です。
感染者が増えてきた自治体の知事が、「不要不急な外出はやめて」
というのは、感染してない人を守るというよりも
繁華街や混んでいる電車の中、混んでいる飲食店などで
無症状の感染者がウィルスをばらまくのを一番恐れているのでは
と考えた方が現状に合っていると思います。
そして、なぜ日本で感染者が少ないか、というと
PCR検査の数が少ないというのもあるかもしれませんが、
多くの日本人はマスクをしているので、感染したことを知らない人も
マスクをしているので、感染が広がらない、
と考えることもできます。
「親切は人のためならず」なんて言葉もありますが、
パラドックス的な話になりますが、
「マスクは自分のためならず・・、マスクは人のため」
感染の拡大を防ぐためにはマスクは重要なのですよ、たぶん・・。
谷津神社でサクラサク [埼玉]
テレビを見てたら、25年前の3月20日の地下鉄サリンの報道。
想い出します25年前。
サリンがまかれた翌々日には、仕事で地下鉄神谷町に行くことになってたっけ。
2日違いで難を逃れたこと・・。
そしてテレビでは、どのチャンネルでもコロナウィルスのニュースばっかり。
うんざりして、気晴らしに近くを散歩すると、
谷津神社では桜が咲き始めていました。
今日はちょっと風が強く、花見という感じではありませんでしたが
季節が来ると花は咲くものです。
コロナが去って、以前のような日常生活に戻れることを願っています。
中国人の消えた街 [お暇な方は・・]
「中国人が消えた街」というと大げさですが、
最近、秋葉原から中国人が消えてしまった、という感じです。
これは今日の昼過ぎの秋葉原の中央通り。
LaOXやオノデンの前にバスがない!
昨年末までこの道路や万世橋の橋の上にも停まっていた
バスを、ここ最近見かけることはありません。
歩いていても、声高に叫ぶ中国人の姿が激減。
これに従い、秋葉原に「コロナウィルス安全宣言!」
なんてことはないのですが、景色が変わったと認識してしまいます。
まだ欧米系の人たちが闊歩するのは目立ちますが、
最近は欧米で感染が広がっているので、これはこれで心配です。
アキバのマツモトキヨシの店内も手持ち無沙汰のようだし、
中国人激減の影響はことのほか大きい。
観光バスの運ちゃんは今頃どうしているかなあ・・。
ひとごとながら心配になります。
「あきない世傳金と銀」瀑布篇 [読書]
高田郁さんの「あきない世傳金と銀」瀑布篇。
江戸に出店して、2・3年目の話か。
大坂の天満から、江戸の田原町に場所を移して話は展開する。
麻疹が江戸中で流行って・・、なかなか治まらない・・、
というのがありますが、この部分は今の新型コロナウィルスが
出てくる前に書いたに違いありません。
高田さんは、この瀑布篇を書いていて
新型コロナウィルスを予感していたのかもしれない。
麻疹禍の後は順調に商売も進んでいくが、
最終でまだ大問題発生か。
結ができたばかりの型紙を持ち出し、音羽屋のジジイのもとに
行ってしまったのか??
幸にはまた難題が立ちふさがる。
まさに昔の連続ドラマや漫画の、「つづく」が思い出される。
また来週見たくなる・・、のと同じ。
いやいや、次が発刊される半年後が待ち遠しい。
「背高泡立草」 [読書]
コロナウィルス関連のニュースや情報で、何とも言えない
閉塞感を感じたり、運動不足になったりのこのごろです。
電車やバスに乗って旅行に行こうという気が失せてきます。
映画も飲み会もカラオケも温泉施設もNG・・。
というのでうまいものを食べるか、家にこもって読書くらいか。
スーパーに行って、旬のデコポンやイチゴを買い、
おいしい肉も買って食べて、コロナウィルスに負けないような
体力をつけることにしよう。
そして、本屋さんに行って、文藝春秋を購入。
この季節に載っている、芥川賞受賞作。
今回は、古川真人さんという方が書いた「背高泡立草」。
九州弁が出てきて読みにくいのと、時代が違う島の話が
忽然と現れて、また戻ったりで、なかなか難解だ。
前に、「おらおらでひとりいぐも」という若竹千佐子さんの小説にも
岩手弁がたくさん出てきて読むペースが遅くなりました。
「背高泡立草」の”現代”に出てくる奈美や美穂、千香たちが
今は住んでない家のまわりの背高泡立草などの雑草を刈りにきたという
現実と、過去の島の歴史とが混ざり合っていく。
大げさにいうと、人が生きている時代は、歴史のなかの
ちょっとスライスされた部分に過ぎない、のかもしれない。
「何で納屋のまわりの草を刈らないといけないの?」という
奈美の疑問は、普通の人がおくっている日常生活に対する疑問
なのかもしれない。
どうしたの?ニッポン! [お暇な方は・・]
トイレットペーパーが売り切れているというニュースですが、
先週金曜に立ち寄った山梨のドラッグストアには、トイレットペーパーと
ティッシュペーパーだけでなく、キッチンペーパーもない。
買おうと思って行ったわけではないが、通販でたくさん出品
されているとか、品不足の書き込みがSNSやインターネット上に
たくさんあったので、ちょっとのぞいてみたのです。
山梨の片田舎のドラッグストアでさえ、きれいになくなっている。
スマホなどを使った情報の伝達の速さや広がりには驚かされます。
その日の夕方テレビを見たら、買い占めだかで
店から消えてしまった、と伝えていました。
それらは中国製ではなく、98%日本で作られている、との
ことで、うちにある買い置きのを見たら、
安心して下さい!
確かに、日本製です。
そして今日、昼前に駅前のヨーカドーにいく途中で、
5箱入りのティッシュペーパーを買って帰る年配の方を見かけました。
なくなるのがそんなに心配なのか・・、私には理解できません。
ヨーカドーの1Fショーサンプラザのユーティリティスペース
(ミニコンサートをしたり、即売会をしたりするところ)
は、ホワイトデーの売り場になっていました。
何と、お客は1人しか見えません。
こんな状態で3月14日までガラガラなのか・・。
大げさにいうと、日本経済が心配になります。
コロナウィルスの影響で、買い物する人が減っているという
ことらしいが、小中高の学校の休みに伴って
米やカップ麺などの食糧の買い漁りも横行しているらしい。
ドラッグストアやスーパーだって過剰に在庫なんて持っているわけがない。
コンビニなんかが典型だが、売れた分を毎日補給する仕組みに
なっているので、店は余分な在庫など、持っているわけがありません。
こっちは、日本人のモラルとか優しさがなくなってしまったのかと
行く末が心配になります。