グローバル化と鎖国 [お暇な方は・・]
めったに読まない朝日新聞日曜日についてくる
「GLOBE」という別刷。
名前が「GLOBE」なのに、今回はコロナによる鎖国の話。
人の移動的には、すっかり世界的鎖国連鎖になったようだ。
カネ、人、モノ、情報とすべてがグルーバル化してしまった今日、
どこまで世界が変わってしまうのだろうか。
大手資本やインターネットやITによって、町の本屋さんやレコード店が
少なくなったり、スーパーや大手電器店やドラッグストアの
出現により、家族経営の八百屋、商店・電器屋・薬局などが
閉店に追い込まれているのは、30年以上前に始まっていることです。
それがこのコロナショックで、また大きく変わるのかもしれない。
「GLOBE」では、大阪黒門市場の変遷やインバウンド頼りの観光産業に
ついて書いてありますが、その通りかとも思う。
観光業やホテル業界は安易にインバウンド需要に
”おんぶに抱っこ”していた状況は否めない。
海外からの客も大事だが、もっと日本の客に来てもらえるような
仕組みを作ったり、積極的にPRした方がいい。
数か月前の京都(人がいっぱいで地元の人もバスに乗れない)
には行く気がおきません。
自分が20年以上前に大阪にいた時に行った京都は良かった。
日本人が感じる侘びや寂び、先人が作った寺社仏閣などは、
申し訳ないが観光にきたガイジンにはわかるまい。
仕事だって、テレワークや在宅勤務が定着することによって
通勤時間がなくなったりして、仕事の効率も上がるのでは。
そして、これで東京一極集中がなくなるかもしれない。
今はガマンのしどころかもしれないが、安倍新造くんの
官製「働き方改革」は何の役に立たないことがわかり、
コロナによる「働き方改革」が強制的に世の中を変えて、
その先に明るい未来が来る・・、のかもしれない。