「短編 ホテル」 [読書]
暇つぶしに買ってきた、「短編 ホテル」
7人の作家がホテルの短編小説を作ったという。
この本を作ろうという言い出しっぺが桜木紫乃さんらしいが、
桜木さんが書いた「青い絵本」は面白くない。
登場人物も倉本聰さんを想像させる脚本家を出したり
しているが、話は平凡だ。
下村敦史さんの「聖夜に」と、柚月裕子さんの
「サンセールホテル」は単純に面白い。
電車の中でもすぐに読めて、楽しめます。
出だしの掴みのところから読者をひきつけます。
真藤順丈さんの「グレート・ナンバーズ」は最後に
話がわかりますが、平山夢明さんの「蝸牛ホテル」は
難解過ぎて凡人には理解できません。
話は変わりますが、少し前に、理研の研究結果として、
マスクの粒子の透過率について発表があり、新聞にも載っていました。
これによれば、
ウレタンマスクはマスクなしとほぼ同じ、
不織布マスクは医療用とほぼ同じ、と読めます。
電車の中ではウレタンマスクの人が多い。
オシャレのつもりか?、特に女性や若者が多い。
ウレタンマスクはつけてないに等しい、のに。
つけ方にもよりますが、不織布マスクって結構優秀なのかも。