「姫椿」 [読書]
1月も厳寒の時期になりましたが、まだそれほど寒くはない。
例年より早く昨年12月からインフルエンザが流行し始まったとの
報道がありましたが、1月になったら患者数はずいぶん減った
ということでした。
暮れ正月は学校や会社が休みのところが多く、
集団生活をしないとインフルは蔓延しないということのようです。
幸い、予防接種をしないうちでも、
全員予防接種をした孫一家も感染していません。
このままインフルのシーズンが過ぎ去ってくれれば、
と思うこの頃です。
さて最近読んだのは、通勤の途中で読もうと思って買った、
浅田次郎さんの「姫椿」。
オール讀物の掲載されたのをまとめた短編集とのこと。
浅田さんらしいストーリーの「マダムの喉仏」、
書いた頃のリストラを題材にした「トラブル・メーカー」、
「オリンポスの聖女」は何となく昔を想い出すし、
「零下の災厄」も何となく読んでしまう。
電車の中で読むにはちょうどいい、かも。