SSブログ

「アソコ」に行ってきた! [読書]

読書と言えるかどうか、?ではありますが、
『気になる、「アソコ」に行ってきた!』という本。
アソコに行ってきた.jpg

前に、「私は組長の息子でした」という本を読んで
異界を書いた本があることを知りました。
それで、その本を刊行していた彩図社と言う会社が
発行している本が巻末に載っていました。

どれも、自分の知らない異界探訪の本でした。

本屋さんにある、本探しの端末で検索すると
どれも、”お取り寄せ”という表示。

本屋さんで、これとこれを取り寄せて下さい、
というのもはばかられるような本なので、店頭発注は中止。

仕方なく、ネット検索していると、アマゾンでは送料無料で
早ければ翌日着、とかと書いてあります。
これしかない、と思い、何冊か即発注。
対面ではないので、恥ずかしくない。
そして、すぐに届きました。

この『気になる「「アソコ」に行ってきた!』という本は、
確かに異界ではありますが、
行ったことない自分でも想像できるくらいの内容でした。

興味ある方はお読みあれ。
ただ、普通の本屋さんにはないかもしれない。


2021-11-20 20:26  nice!(0)  コメント(0) 

「自衛隊失格」 [読書]

伊藤祐靖さんという方が書いた、「自衛隊失格」
自衛隊失格.jpg

タイトルが気になったので買ってしまった本ですが、
能登沖で不審船事件があったことを思い出しました。

それにしても、この本の帯に書いてある
「自衛隊にこんな凄い人がいた」とは思いませんが、
こんな人がいて、よく偶発的に戦争や小競り合いに
ならなかったなあ、という気はします。
その後2001年には北朝鮮不審船の自爆事件もありましたし、
北朝鮮が危険な国であることはわかります。

作者の祖母は、軍国ばばあだとかと、書いてありますが
そんな人がよくいたし、この伊藤さんのような人が
日本にはある程度いるだろう、と思われます。

櫻井よしこなんてのはその部類です。


2021-11-13 14:41  nice!(0)  コメント(0) 

「水無月の墓」 [読書]

小池真理子さんの「水無月の墓」。
水無月の墓.jpg

「水無月の墓」をはじめ、短編が8作入っています。

もともとは、小説新潮などに掲載されたらしい。

短いのですぐに読んでしまいますが、怪奇小説というか
自分が死んでいたとか、確かにこわい話ばかり。
それぞれ読み進めていくとると、”この後こうなるのでは・・”とか
”こういうかとか”などと、推測できてしまう。

「深雪」などは自分の予測通りの結末。
小池さんのミステリー本はもういいかなあ。


2021-10-17 14:08  nice!(0)  コメント(0) 

「殿様は『明治』をどう生きたのか」 [読書]

河合敦さんという方の書いた、「殿様は『明治』をどう生きたのか」。
殿様は.jpg

やっぱり・・・、明治は公平な世ではなかった。

殿様や武士、それも薩長土肥が政府の要職を占めて、
華族は特権階級、武士の士族や作られた爵位、など
ワイロあり、不公平そのものです。

明治維新を真似た、某維新の会とかの人はわかっているのかなあ。

日本の政治家には、世襲議員として今でもその流れが脈々と続いています。


「お姫様は「幕末・明治」をどう生きたのか 」という本も出て
いましたが、あまり読む気がしなくなってきました。


2021-10-09 20:35  nice!(0)  コメント(0) 

「やばい文豪」 [読書]

板野博行さんという方が書いた、
眠れないほどおもしろい「やばい文豪」。
やばい文豪.jpg

眠れなくなるほど面白くはないが、生前のエピソードというか
興味をそそるようなところだけ満載という本です。

太宰をはじめ、藤村、三島、川端康成、啄木、鴎外、
樋口一葉、谷崎潤一郎、朔太郎、正岡子規、菊池寛から
寺山修司に至るまで、有名どころがたくさん出てきます。

まとめると、小さい頃は神童で高学歴の人が多く、
カネ(極貧というのも含め)、オンナ(オトコ)、死、酒、薬物に
まつわる逸話がたくさん。
確かにハチャメチャ、時代が明治、大正、昭和だったから許された、
というのもあったでしょう。

こういうのは、作家だけでなく、世の中にはいろいろな人が
いた、というか、今でもいるということです。


2021-09-19 15:13  nice!(0)  コメント(0) 

「妾屋の四季」 [読書]

初めて読んだ上田秀人さんの本「妾屋の四季」。
妾屋の四季.jpg

どうやら、上田さんが書いた「妾屋昼兵衛女帳面」シリーズが
たくさん出ています。
話は痛快で面白い。
なるほど、妾屋は信用が大事な商売というのがわかります。

常陸の国相馬郡の百姓の娘が出てきたり、会津藩や会津屋とか、
弘前藩と南部藩は仲が悪い、とか、出てくる設定も面白いし、
吉原や娘を売る話など、山城屋は江戸の神田あたりの設定か。

最後の夏の章にいたっては、結末が見えるような罠の話。

そして、この本に出てくる「忘八」という言葉の意味を知りました。
検索するとすぐ出てきますが、

《仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌(てい)の八つの徳目のすべてを
失った者の意から》郭(くるわ)通いをすること。また、その者。
転じて、遊女屋。また、その主人。

村八分の意味は知ってましたが、忘八の語源は知りませんでした。
日本語は歴史があり、豊富な表現があります。

妾屋という商売が本当にあったかどうか、わかりませんが
現代の風俗や一部の金持ちを想像すると、その手の怪しい紹介業は
昔からあったのではと思う。


2021-09-11 15:59  nice!(0)  コメント(0) 

「あきない世傳 金と銀」 風待ち篇 [読書]

予定通り、8月に発刊された高田郁さんの
「あきない世傳 金と銀 風待ち篇」
風待ち篇.jpg

もう11巻目。

江戸の大火や木綿不足にもめげず、火の用心の拍子木のデザインが
入った浴衣や、相撲取りの名前入り浴衣など、
新しいアイデアで広げていく太物商売は順調だ。


それにしても、高田さんの江戸の町の季節季節の描写は素晴らしい。
まるで江戸の町にワープしたよう。

この連作はいつまで続くのだろう。
幸の年齢からすると、20巻くらいはいきそう、かな?


2021-09-03 16:43  nice!(0)  コメント(0) 

「慶喜の本心」 [読書]

植松三十里さんという方が書いた、「慶喜の本心」。
作者の名前も見ずに買ったのだが、名前は「みどり」さんと読む女性でした。
慶喜の本心.jpg

慶喜を書いた本はたくさんあるのかもしれないが、
なかなかわかりやすく書いていて、幕末の頃の自分の頭の整理になりました。
NHKの「青天を衝け」は見ていませんが、渋沢栄一も出てきます。

水戸家に生まれ、子供のころから殿様の家の生活、万事に器用だったこと、
一橋家に養子にいき、将軍に推挙されて断りながら幕末の時代に流され
将軍となり、大政奉還、江戸開城の怒涛の青年時代を過ごす。
江戸での蟄居の後、水戸に移り、駿府で長く過ごした後、巣鴨に移り住んだ
という数奇な人生が描かれています。

植松三十里さんがどういう方かわかりませんが、いろいろ文献を調べて
書いたのだろう。この本の内容が真実かどうかはわかりませんが、
海外からの侵略や日本国内の大きな内乱を防いだ、という意味では
「腰抜け将軍」ではなかったのかもしれない。
戊辰戦争はとても残念だったが、日本に香港やマカオのような場所ができなかった
ことや、東西ドイツや朝鮮半島のようにならなかったのは幸いと言うべきか。

敵前逃亡とか二心殿と言われたり、悪く評価する人もいますが、
13,14代と続いた病気持ちの能無し将軍に比べれば、有能な人です。

スカ総理は、早く大政奉還をして隠居して、若い人に任せて欲しい。
昔だったら、とっくに隠居ジジイです。


2021-08-21 11:44  nice!(0)  コメント(0) 

「任侠病院」 [読書]

今野敏さんが書いた、「任侠病院」。
任侠病院.jpg

前に読んだ、「任侠浴場」がこのシリーズの4作目で、
この、「任侠病院」が3作目らしい。

後で書いたのを先に読んだということになります。
ヤクザがつぶれかけた病院を立て直す、という話。

まあまあ面白くてすぐ読んでしまいましたが、
話の組み立てが、「任侠病院」と同じで、飽きてきました。

昨今の反社会的・・のせいか、この手の映画やドラマは出てきません。
昔はたくさんありました。
仁義なき戦い、極道の妻たち、・・

東京オリンピックのメダル争いに現を抜かしているわけでは
ありませんが、日本の金メダル1位は7月28日まで続きました。
メダルや活躍が期待されていて、期待外れだった選手、
期待通り活躍できた選手、どちらもお疲れ様でした。

まだ後半戦が続きますが、みんな頑張って欲しい。

そんな中、新型コロナの陽性者が増えてきたのには驚かされます。
これまでにない増え方です。
都内の道路を使った競技を見に行く人が多いとの報道や、
国立競技場のまわりに人が集まっていたり、
首都圏の主な駅の人出が増えている、という話を聞くと
この感染者増は収まらないのでは、とも思う。
しかし、地方でも増えているところを見ると、
世にいうデルタ株の感染力が強いせいかもしれない。

それにしても、総理大臣である菅の話は何とも情けない。
いつものように、金曜日夜七時のNHKニュースの時間を
乗っ取って、説得力がまるでない話を長々、と。
会見用透明パネルを見て話しているのがよくわかるし、
質問にはまともに答えていない。
菅の無策によって、病院や保健所は逼迫どころか
既に破綻しているのかもしれない。
病院はおろか、療養ホテルにも行けず、自宅待機者が増えているよう。
菅は、ワクチンの効果で、オリンピックの時期には減ってくるとか、
増える程度も抑えられているのでは、といういい加減な
期待を持っていたのだろうけど、大甘な見通しだったことが証明されました。

菅には早く辞めてもらって、若い人に頑張ってもらいたい。
NHKニュースの乗っ取りは、安倍のマネをしているが、
ついでにコメントもアベノウソツキをマネして欲しい。
安倍「(消えた年金記録は)最後のお一人にいたるまできちんと年金をお支払いしていく」
菅「ワクチン接種は今年9月まで、最後のお一人にいたるまできちんと打っていきます」
安倍「福島原発はアンダーコントロール」(オリンピック招致の時)
菅「オリンピックがあっても新型コロナはアンダーコントロール」(オリンピック中)
みんなオオ嘘つきだ。

菅が、鼻を出してアベノマスクを着けて出てきて、段差で転ぶギャグをしてから
記者会見をすれば、少しは笑いをとれるかも。
そうすればジジイに親しみを持つ人が必ずや出てきます。


2021-08-01 14:07  nice!(0)  コメント(0) 

「任侠浴場」 [読書]

今野敏さんという方が書いた、「任侠浴場」。
任侠浴場.jpg

登場人物がイキイキとしていて、面白い。
人情味あふれるヤクザが、銭湯の再生を助ける。
独特の言葉遣いが生きています。


そして、その世界の隠語が出てきます。
ゲソ付け
代貸
モンモン

これらの意味は、ネット検索するとすぐ出てきます。

これはエンターテイメント小説です。
面白いので、前作の「任侠病院」を買ってしまいました。
オリンピック中継がない時に読みます。


2021-07-24 15:26  nice!(0)  コメント(0) 

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。