狭軌と標準軌道 [電車]
昨日に続き、山形ネタ。
一昨日の朝、山形城の東大手門の堀にかかる橋を通りました。
堀の外側にある線路を金網越しに眺めていると、電車が来ました。
山形駅の北の方にある村山行、となっています。
電車が過ぎ去った後、とあることに気付きました。
はじめは、単に2組の線路が並んでいる複線のように思っていましたが、
よく見ると、線路の幅が違います。
レールの感覚が、左は広く、右は狭い。
そうです、左は山形新幹線用の標準軌道(広軌道?)で、
右側が在来線用の狭軌道です。
先ほど走ってきた電車は在来線ですが、山形新幹線と同じ線路を
走るため、標準軌道を走っています。
仙石線や左沢線は、右の狭軌レールを走るようです。
その場所から山形駅方向をズームすると、ポイント切り替えは
在来線側が複雑であることがわかります。
ドクターイエローと軌道確認車 [電車]
先週の出張の帰りの東京駅で、ドクターイエローに遭遇。
久しぶりに見たような気がします。
時間がなく、全体が写っていません。
線路のゆがみや架線の状態、信号電流の状況などを検測して
軌道・電気・信号設備を検査する工事車両です。
その日は京都駅の隣にあるホテルに泊まっていました。
早朝目が覚めると、停まっているはずの新幹線の工事車両が
もぬけの殻になっていました。
写真を撮った後、また寝たのですが、朝7時ごろだったか
起きてみるとちゃんと定位置に鎮座していました。
この車両は、新幹線軌道確認車といわれるもので、
始発前に線路の異常がないかを確認するための車両なのだそうです。
この確認車両はどうやって新幹線レールに入るのかと思い、
よく見たら、横に並行移動できるようになっているのがわかります。
また、手前にはトンネルの確認・工事車両なのか
上に人が乗れる工事車両もありました。
この車両もよく見ると、自走用に前後にパンタグラフがついています。
25,000ボルトかかっている架線の電圧を止めてからでないと、
感電するので、この上に人は乗れません。
新幹線が走ってない深夜には、このような車両を遣い
点検や工事が行われています。
深夜のメンテナンスのおかげで、正確で安全な運航が確保されているわけです。
関係者の皆様、有難うございます。
四季島 一番列車 [電車]
先ほど、上尾駅の線路近くを散歩をしていたら、カメラを構えた人がたくさん。
JR東日本のスマホアプリで近くの電車を探しても、普通の高崎線電車しかない。
何だろうと思っていたらこれでした。
JR東日本の豪華列車「四季島」の一番列車の帰り道に遭遇。
5月1日に上野駅を出て北海道まで行き3泊4日の旅、
日本海側をまわり高崎線経由でもうすぐ上野に戻るところ。
95万円もする電車に、まあ自分が乗ることはありませんが
来年3月まで予約でいっぱいとは、日本には金持ちがいっぱいいるということか。
通り過ぎた四季島の後部車両。
スマホでの撮影なのでシャッター押してから撮影のタイミングが遅れて、
電車が小さくなってしまいました。
急ぐ旅ではないせいか、四季島の速度は高崎線の普通電車より遅い感じでした。
思いもよらない線路 [電車]
9月27日の帰りの電車でのこと。
21:05 発の電車に上野から乗り、上尾まで帰ろうと思ったら
次の駅の尾久駅で止まってしまいました。
車内アナウンスによれば、南浦和駅での人身事故により
しばらく運転を見合わせる、とのこと。
非常ボタンが押されたりすると、並行して走っている電車も
すべて止まってしまうのはよくあることなので、
まあ、すぐ動き出すだろうと思っていました。
ところが、
「運転再開は22時頃を予定している」との追加アナウンスがありました。
並走しているとはいえ、何で京浜東北線での人身事故で
高崎線がそんなに遅れるのか、と思いながらも、30分ほど待っていると、
「赤羽駅から湘南新宿ラインの線路に入り、大宮まで運転します」
との社内アナウンス。
はて? ???
近くの人でないとわからないとは思いますが、
赤羽から大宮までは、
←赤羽方向 大宮方向→
湘南新宿ラインの下り線路⇒
湘南新宿ラインの上り線路
高崎線/宇都宮線の下り線路[→]
高崎線/宇都宮線の上り線路
京浜東北線の下り線路
京浜東北線の上り線路
となっているので、赤羽駅に入るのにどうやって湘南新宿ラインの
線路に入るかと思っていたら、普通に入る赤羽駅の4番線に入りました。
それで出発すると、荒川の鉄橋をこえ、京浜東北線の川口駅をこえた
あたりから減速し、左にずるずる寄ってきて、湘南新宿ラインの
上り線路に入り、さらに下り線路に入ってしまいました。
つまり、湘南新宿ラインの上り電車が来ないことを確認し、
その線路に入り、さらに下り線路に入るという ”ウルトラC?” によって、
南浦和駅での事故処理が終了し、京浜東北線が再開し始めた10時20分頃には
上尾に着いたのでした。
最後にGoogle mapでその交差する線路が写っているのを載せておきます。
写真は下が赤羽方向、上が大宮方向で、川口駅のちょっと北の方です。
赤羽ー浦和間の線路に、このような切り替えポイントがあるなんて知りませんでした。
湘南新宿ラインは、元はといえば貨物線路だったし、川口駅近くには
サッポロビールの工場があって専用線路もあったし、線路は複雑だ。
鉄路には知らないことがいっぱい。
やはり私は鉄ちゃんにはなれない。
ヒマな長いブログにお付き合いいただき、有難うございました。
なくなる急行 [電車]
昨日の朝日新聞夕刊の一面。
急行「はまなす」のラストランが21日と書いてあります。
私はこれに乗ったことはありませんが、青森駅で偶然撮っていました。
青森発札幌行きの最後尾です。
昨日の上野駅13番線ホームには、カシオペアのラストランが
19日と21日になり、13番線は相当混雑が予想され・・、の貼紙。
19日に上野発の最後、20日に札幌を出て、21日朝に上野着か。
北海道新幹線開業に伴い在来線の急行は廃止、というのがJRの
公式な見解なのかもしれないが、儲からない急行よりも
料金が高い新幹線や特急の方がいい、というのがホンネではなかろうか。
新幹線開業に伴い、在来線は第三セクターとかにして、地方に押し付ける。
そしてJRは儲かる、という仕組み。
新幹線のないJR四国やJR北海道ではそういうこともできない。
JR北海道にはもうすぐ新幹線が走るが、柳の下にドジョウはいるか??
それにしても、ホントに急行がなくなった。
新聞記事にもありました.が、常磐線経由の急行十和田、東北線の八甲田、
奥羽線の津軽、みんななくなりました。
急行能登も少し前まで、高崎線を走っていました。上野発の最終電車・・。
常磐線の「急行ときわ」がなくなって久しい。
その前には、「急行もりおか」というのもあった。
こういうのを懐かしむというのは、自分も歳をとったということ、だな。
上野つながり [電車]
昨日は、上野から秋葉原まで歩いて出勤。
上野のお山の入り口には桜が咲いてました。
ヒカンザクラなのかどうかわかりませんが、
ここの桜は毎年早く咲きます。
色からすると河津桜ではないような。
で、昨日の夕刊にはJR常磐線の原ノ町駅の写真。
震災以後動いてない、スーパーひたち。
上野行き、とあります。
3月11日の夕方に上野に向けて出発するはずだった電車。
5年間放置した結果の雨のしみや、剥がれた部分が痛々しい。
テレビはウソつきだ! [電車]
今日も過激なタイトルになりましたが、
昨日のTBSテレビを見ていたら、「林先生が驚く、初耳学!」と
いうのをやっていました。
林先生というのは、一昨年だったか
「今でしょ」でブレークした予備校講師の林修センセイ。
物知りの林センセイが知らないことを探して喜ぶテレビなのか。
その中に、-(マイナス)ネジと+(プラス)ネジはどう使い分けられて
いるかだったか、その違いは?、といったような内容でした。
そのテレビによると、ーネジは汚れるようなところで使われ、
+ネジは汚れないところで使われる、と、ネジの業界の爺さんが
得意げに説明していました。
+ネジには土などが詰まって、+ドライバが入らなくなるということ。
その汚れるところの例として、電車のドア近くの入り口の床の金属部が
そうなっている、と映像が出ていました。
それを見て、確かに靴底で踏まれるから汚れるなあ、
なんて思って勝手にガッテンしてしまいました。
ところが、今朝の電車でその部分を見たら、あれ、+ネジだ!
中央部を拡大するとこうです。
高崎線、京浜東北線、両方そうでした。
ーネジの電車もあるかもしれませんが、TBSの人も
よく検証して番組作らないと、ウソつき呼ばわりされますよ。
「クローズアップ現代」を、この時とばかりこき下ろしている
某民報も情けないが、TBSもこんな程度。
まあ、番組作っているのはTBSじゃなくって、
下請けのプロダクションだからしょうがないか・・。
そんなのを見ている我々も情けない。
珍しいランデブー [電車]
今朝の上尾駅には珍しい電車が停まっていました。
後ろ(もしかしたら前?)の電車はこのように普通の電気機関車。
ところが、この電気機関車の隣にはディーゼル機関車がつながっています。
上から紫色のくさい煙が出ているのが見えます。
何で、機関車とディーゼル機関車がランデブーしているのだろうか?
電化されてない区間は、ディーゼル機関車が引っぱるということか。
ちらっと、SLナントカと書いてあったような。
で、上野駅に着くと、今日の北斗星は運休になったと、駅の放送。
昨日の青函トンネルの火災の影響らしい。
それにしても、火災の原因は電線に過電流が流れたから、との報道。
火災の原因はそうかもしれないが、過電流が流れるには理由がある。
モーターの巻き線とかその配線がショートしたとか、
モーターを動かすGTOだかの半導体がぶっとんだとか、
過電流が流れるには原因があるのです。
報道各社も、もう少し考えた方がいい。
特急白鳥とかスーパー白鳥とか何回か乗ったが、今年も2回くらいは
仕事で青森から函館に行かないとならないかもしれない。
電車ではなく、1日に2便くらいの、大間からのフェリーにするか。
ああ、北斗星 [電車]
寝台特急「北斗星」も定期運行がなくなってしまいました。
なくなるとは知らず、昨年たまたま乗っていたので良かった。
これは大宮駅にすべりこんできた北斗星。
実はあわてて撮ったので、元の写真はこんなんだった。
修正して何とか、上の写真にしました・・。
函館で下車して先頭車両を見ると、機関車が違っていました。
青森駅で付け替えられたのか?、寝ていたのでわからない。
青森駅もスイッチバックだから交換したのかなあ?
大宮駅で乗った後、暇だったのでロビーカーに行って
飲んだ勢いで買った、北斗星のパネル。
10cmX20cmくらいだが、表と裏でデザインが違います。
函館から札幌までのディーゼル機関車もあります。
大宮駅で撮った写真を拡大してみると、
確かに、EF510-512 と書いてあります。
このパネルもそうですが、先週の最終北斗星も同じでした。